NTTドコモ、au、ソフトバンクの主要3キャリアは義務化に合わせてSIMロック解除の条件や手続き方法などについて公開しているが、NTTドコモは7月7日に条件がやや変更された。
これを機に、各キャリアのSIMロック解除の仕組みを、改めて確認してみよう。
●5月1日以前と以後で分かれるNTTドコモのSIMロック解除方法
端末を購入したキャリアのSIM以外を挿入しても通話や通信が利用できないようにする“SIMロック”を解除し、どのキャリアのSIMを用いても利用できるようにする、いわゆるSIMロック解除。
従来一部でしか実施されていなかったSIMロック解除が、さまざまな経緯の末、5月1日に全てのキャリアに対し義務化されることとなった。
これによって5月1日以降に発売された端末は、組み込み型の端末などごく一部を除き、原則全てSIMロック解除できるようになった。
しかしながらいつでも、どんな端末でも、無条件にSIMロック解除ができるわけではない。
制限を設けないと、海外などへの転売目的で端末を購入し、短期間のうちに解約してしまったり、毎月の携帯電話料金を踏み倒したりする問題行為が増加するため、解除するには一定の制限が設けられている。
またSIMロック解除に必要な条件や、その解除方法に関しては、キャリアや端末の発売時期によってさまざまな違いがある。
そこでここでは、各キャリアのSIMロック解除に必要な条件と、解除方法を改めて確認してみよう。
まずNTTドコモは2011年4月より、一部端末を除いて有料でのSIMロック解除に対応している。
そのため今年の4月までに発売された端末と、義務化が開始された5月以降に発売された端末とでは、SIMロック解除の条件や解除方法に違いがある。
今年の4月までに発売された端末の場合、SIMロック解除に対応した端末をドコモショップに持ち込み、3000円を支払えばSIMロック解除は可能だ。
「ネットワーク利用制限」や「おまかせロック」、「ケータイ補償ロック」がかかっていない端末であれば、今日購入した端末や、中古端末などであっても基本的に解除できる。
ただし全ての端末がSIMロック解除できるわけではなく、特に人気が高いアップルのiPhone・iPadシリーズは解除非対応端末となっている点に注意されたい。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150727-01065731-trendy-sci
日経トレンディネット 7月27日(月)12時14分配信
引用元: ・【通信】ドコモは7月に変更!SIMロック解除、3キャリアの条件
5月以降に発売された端末をSIMロック解除する場合、条件がやや複雑になる。
NTTドコモのWebサイトによると、以下の5つの条件をクリアする必要があるようだ。
1.ネットワーク利用制限、おまかせロック等の各種ロックがかかっていないこと
2.ご利用料金の支払い実績が確認できること
3.契約者ご本人の購入履歴がある機種であること
4.端末購入日から6カ月以上経過していること
5.すでにドコモを解約済みの場合、解約日から3か月以内であること
4月以前の端末と比べ、大きく異なるのは、条件3と4である。契約者本人、つまり自分自身が購入した端末で、かつ購入日から6カ月が経過していなければ、SIMロック解除できなくなったのだ。
中古端末を購入してSIMロック解除することはできなくなったし、解約済みの端末であっても、条件5にあるように、3カ月以内にSIMロック解除しなければ一切SIMロック解除できなくなってしまっている。
ただし条件4に関しては、7月7日に条件がやや変更されている。SIMロック解除手続きをする回線でSIMロック解除の実績があり、かつ前回のSIMロック解除から6カ月が経過している場合は、端末購入日から6カ月未満であってもSIMロック解除ができるようになったのだ。
元々SIMロック解除は、海外滞在中に現地のSIMを挿入し、通信費を安く抑えたい人が多く利用していた。そうしたニーズに応えるための措置といえそうだ。
SIMロック解除に関する制約は増えた一方、解除の手続きは簡単にできるようになった。5月以降発売の端末はドコモショップだけでなく、電話、さらに同社のWebサイト「My docomo」で解除手続きができるようになった。
料金に関しても、My docomoで手続きする際は無料で解除できるようになっている(それ以外の場合は3000円)。
ちなみにフィーチャーフォンやデータ通信端末など、一部端末を解除する場合はドコモショップへの持ち込みが必須となるものの、解除料はかからないとのことだ。
続いて、auの場合を確認してみよう。同社WebサイトでSIMロック解除条件を確認すると、条件として提示されているのは
・2015年5月以降に新たにauで発売されたSIMロック解除機能対応のスマートフォン/タブレット/Wi-Fiルーターなどであること
・端末購入日から180日以上経過している機種であること
の2つのみとなっている。前者に関しては、5月1日以降発売の端末となっているものの、実際は4月23日発売の「Galaxy S6 edge SCV31」も対象機種となるようだ。
そして後者に関しては、NTTドコモと同様6カ月の解除制限が付き、SIMロック解除の実績の有無にかかわらず、解除までの期間は一定となるようだ。
またNTTドコモとの大きな違いとして挙げられるのが、自身が購入した端末でないとSIMロック解除できないという条件が設けられていないこと。
従って、他の人から譲ってもらった端末や、中古端末であってもSIMロック解除は可能となる。
なおSIMロックの解除方法は、Webサイト上の「auお客様サポート」と、auショップへ持ちこんでの解除と、2通りが用意されている。
前者は契約者が購入した端末のSIMロック解除に限られるが、無料で解除できる。
また後者に関しては、契約者以外が購入した端末の解除も可能だが、3000円の手数料がかかるようだ。
auのSIMロック解除条件と解除方法
最後に、ソフトバンクのSIMロック解除条件などを確認していこう。
実はソフトバンクも、今年4月以前にも、SIMロック解除可能な機種を5機種(BLADE Q+、301F、201HW、009Z、008Z)発売しており、これらは購入直後からソフトバンクショップに持ち込み、3000円の手数料を支払うことで解除できる。
では、5月以降に発売された端末のSIMロック解除条件は、どのようになっているのだろうか
同社のWebサイトからその条件を確認すると、おおむね以下となるようだ。
1.購入日から180日が経過している
2.ネットワーク利用制限の対象ではない、または安心遠隔ロックなど製品の機能を制限するサービスを解除している
3.解約済み端末は、解約後90日以内、かつ契約していた本人に限り解除可能
これらの条件を見るに、実質的に端末を購入した本人で、かつ6カ月経過しないと解除できない。過去のSIMロック解除実績が考慮されない点を除けば、NTTドコモの条件にかなり近い条件設定といえる。
解除方法に関しては、同社のWebサイト「My SoftBank」と、ソフトバンクショップ店頭での受付となり、前者は無料、後者は手数料3000円となっている。
こちらは、auとほぼ同等の内容となっている。
ちなみに、同じソフトバンクが提供する端末であっても、「ワイモバイル」ブランドの端末に関しては、執筆時点(7月18日)ではSIMロック解除の条件が発表されておらず、具体的な条件は不明だ。
ソフトバンクのSIMロック解除条件と解除方法
ここまで各キャリアのSIMロック解除条件とその方法について確認してきたが、SIMロックを解除した端末に他キャリアのSIMを挿入して利用する場合、十分なパフォーマンスが発揮できない場合があることに、十分注意する必要がある。
各キャリアが販売しているスマートフォンは、そのキャリアの環境に合わせて最適化されている。
他キャリアのSIMカードを挿入した場合、必ずしも同じ性能を発揮できるとは限らないのだ。
注意すべき要素の1つは、auの端末を他キャリアのSIMで利用する、あるいはSIMロック解除した端末に、auのSIMを挿入して利用する場合。
auは3Gの通信方式が他キャリアと異なり、最近の端末では音声通話にVoLTEを使用していることが多い。
そのためauの端末とSIMのセット以外で利用した場合、音声通話に何らかの制限が出てくる可能性も考えられる。
また通信のパフォーマンスを最大限に発揮する上では、周波数帯も十分注意する必要がある。
各キャリアとも保有している周波数帯には違いがあり、他キャリアの周波数帯に一部対応していない端末も多く存在する。
この周波数帯の違いが、場所によって大きな問題を引き起こす可能性があるのだ。
代表的な事例でいうと、NTTドコモの800MHz帯(LTEでいうところの「バンド19」)が挙げられるだろう。
NTTドコモは特に地方や山間部で、この800MHz帯のみを用いてエリアをカバーしていることが多い。
そのため800MHz帯に対応していない端末にNTTドコモのSIMを挿入して利用した場合、NTTドコモのカバーエリアであっても、地方で通話や通信が全く使えなくなってしまうことも、十分起こり得るのだ。
各キャリアともSIMロック解除義務化以降の解除対応端末の周波数帯を公開しているが、それらを比較してみると、現在のところ3キャリアが共通して対応している周波数帯は、実質的に2GHz帯(バンド1)のみとなっている。SIMロック解除した端末を快適に活用するうえでは、十分な下調べが必要だということを、よく覚えておくべきだ。
②好きなキャリア店で契約する
こういう仕組みにしなよ
割賦販売と2年縛りの禁止
長期割の復活、要は昔の形態に戻ればいいと思うよ
高い端末は売れないようにしないと
もう既にアマゾン・ヤフオクでシムフリー買ってシムカード入れ替えてるだけ
ショップでキャリア買うのはおっさんおばさんばかりだよ
まずは、2年縛り自動更新を止めろよ!
ググる程度で判るけど
よく調べないで買って文鎮化しちまったなんてケースがある
8k払ってたのがアホらしい
あのサイズのiPhoneがいいから買い替えできねーんだよ!
その場でその日までの代金全部清算すればOKにしろよ
何故出来ない?
キャリアとの契約条項にあるんじゃないの?直販しませんとか
ロック解除義務化でそのうち直販しそうな気はしなくはないけど
契約なんて有効期限があるに決まってるし
いいね!しよう
本日注目の話題!
コメント一覧
※ 1.
私は名無しさん
2015年07月27日 21:42 ID:OC04uJW10 ※このコメントに返信する※
(e/d)
>>94
そのガラケー自体、種類がないのだがw
※ 2.
私は名無しさん
2015年07月27日 22:12 ID:.fS.kB9W0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
※1
スマホの前に使ってたやつを引っ張り出すってことじゃないの?
そうでなくても白ロムで大概手に入るでしょ
※ 3.
名無し
2015年07月27日 22:44 ID:dA9.7oTW0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
情弱のワイモバイルが通りますよ~
※ 4.
私は名無しさん
2015年07月27日 23:27 ID:7qj2961y0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
auのワイ無事死亡
※ 5.
トーマス
2015年07月28日 09:26 ID:CCve0M5b0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
シム解除出来る機種が限定されてるのがホント腹立つ
もう名一杯稼いだんだから、通信料安くしてIT化に貢献しろよ糞キャリアども
※ 6.
ななし
2015年07月28日 14:47 ID:FqxntmlC0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
最も分かりやすい例で説明してみよう
キャリアはメーカーから60000円で仕入れるとする。
それを卸価75000円にして販売店に買い取らせる。
販売店はそれを90000円で販売する。
キャリアを通さなかったとしても、販売店が75000円で売るだけだから、正常な流通の流れはこんな感じだろ。
それを今の端末一括0円に当てはめてみろよ。
一括0円で契約して、そのまま翌日SIMフリーにして、契約を最低料金だけに変えて寝かす、もっとヒドイと即解約する奴が必ず大量に出てくる
そこを縛るなって?無茶言いすぎだろ。
ガラケーの時代に割引無しの分割払いが始まって、どんだけ買い控えが蔓延したか知らないのか?
ユーザーの要望は聞かなきゃいけないけど、ワガママを聞いてたら衰退するだけなんだから、それでも叩く奴の声なんか届かねーよ。
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