しかし、両社は直近の業績では明暗を分けている。ファストリは2015年9月~16年2月期のユニクロ事業が国内外で営業利益計画を下回り、大幅な減益に陥り、4月7日に16年8月期の連結業績予想を下方修正した。
それによると世界連結での売上収益は1兆8000億円で据え置くが、営業利益が前回予想から600億円減の1200億円に、
最終損益も前回予想から500億円減・前期比46%減の600億円にとどまる見通しだとした。
一方のしまむらは、16年2月期の連結業績は、営業利益が前期比8.4%増の399億円と、3年ぶりに営業増益に転じた(売上高は同6.7%増の5460億円)。
加えて16年5月21日の今期第1四半期決算では連結売上1404億円(昨年同期比6.7%増)、営業利益120億円(同38.5%増)となり、目下絶好調という様相だ。
17年2月期には過去最高となる営業利益462億円(同15.8%増)を見込んでいる。
●「安くてダサい」から変身できたか
15年から回復基調となり快進撃を続けているしまむらだが、14年2月期と15年2月期に上場来初めて2期連続減益に落ち込んでいた。
その時期を経ての15年からの好調なので、V字回復などともて囃されている。
回復の要因はヒット商品の出現と、オペレーションの見直しにあった。
15年の秋冬シーズンに売り出した「裏地あったかパンツ」は、
見た目は普通のパンツだが、裏地に起毛素材を使い重ね履きしないでも温かいというのが売りだ。
これが、3900円という値付けで100万本以上売れた。通常の「しまむら価格」はパンツ類なら1900円なのだ。
初めは、14年シーズンに2900円で発売しており、15年は3割=1000円値上げした。
2900円でも高すぎるという声が社内にあったが、野中正人社長がこれを一蹴。高額の大型ヒット商品になった。
商品の高単価シフトと連動して野中社長は、次のようにコメントしていた。
「高単価の商品も意外と売れる。単価が上がっている分、数量を抑え、商品レイアウトを工夫する。
(略)昨年の下期からアイテムを絞り、1アイテム当たりの数を増やし、量を売る商品を増やすことを一部店舗でやってきた。
今年3月以降、それを加速して、アイテム数は現在4、5万点あるが、3割削減する。
全体の在庫数量は2割削減となる」(1月28日付日刊工業新聞より)
野中社長はしまむらに染み付いていた「安くてダサい」というイメージの払拭に、躍起になってきた。
●オペレーション経営を追い求めてきた
野中社長は、しまむらの3代目社長だ。しまむらは、創業者の島村恒俊(のぶとし)氏が初代社長(在任:1953~90年)として88年に上場公開した
中興の祖ともいえる藤原秀次郎氏が2代目(同90~2005年)を務めた。初代以外は創業家ではない、従業員社長だ。
ユニクロがSPA(製造小売)というビジネスモデルを確立して成功したのとは対照的に、しまむらは基本的には流通小売業である。
つまり、仕入れたものを販売するという、形態としては従来型の小売ショップチェーンだ。
しかし、2代目の藤原社長が開発したのは、ユニクロとは異なるビジネスモデルである。
しまむらの店舗は、郊外におけるロードサイド店が原則。土地の選択に余裕が持てる。
各店はそのサイズや棚の位置などが徹底的に本社主導で共通化されている。そして、どの棚にどのアイテムを置くかまでを本部がすべて決めている。
販売価格も本部が決める。全店の売上データも単品まで細分化して管理しているのだ。
各店で意思決定をすることを徹底的に減らして、パートの店員が最低限の人員で運営できるようにしているのだ。
一方、本社ではセントラルバイイング制(本部一括仕入制)により、3カ月先の先読みを行って品揃え計画を立て、
100名以上のバイヤーが500社以上のサプライヤーと緊密に情報交換をして仕入れ決定をし、原則として返品なしの売り切りというビジネスモデルだ。
私はこれを「オペレーション経営」と呼んでいる。自社小売チェーン全体のオペレーションの効率を徹底的に推し進めるやり方だ。
http://dailynewsonline.jp/article/1170900/
2016.07.28 06:12 ビジネスジャーナル
引用元:【企業】パンツがバカ売れで絶好調のしまむら、成長終了の兆候…極限の超効率至上経営がアダに [無断転載禁止]©2ch.net
しまむらの足元の好調に目を奪われ、「ユニクロが追いつけないしまむら経営」とか「次の成長は」と囃す論調が見えるが、私の見解は異なる。
「15年、16年と好調となったしまむらは、それ以上に成長を続けられるのだろうか」
まず、2社の日本国内における店舗数が大きく違う。「違う」というのは、しまむらのほうが多いのだ。
しまむらの店舗数が2015店、ユニクロが846店(いずれも16年5月末現在)だ。
しまむらの国内売上が5400億円強、ユニクロは7800億円強である。
しまむらは、郊外ロードサイド型の出店では限界に近づいていると私は見る。
田中社長は「3000店舗体制に向けて、組織運営とコンピューターシステムを新しくする」(16年期決算発表会)と勇ましかったが、
マクドナルドでも3000店を達成したら逆に飽きられてしまったことが思い起こされる。
ロードサイトでなく都市部、つまり都市中心への出店も検討している、
ともしていたが繁華街への出店ということになると、従来型の店舗の大きさは確保できない、
あるいは異型の床店舗への出店とならざるを得ないだろう。
となると、しまむらのお家芸となってきたオペレーション経営の角を矯めて牛を殺すことになる。
オペレーション経営の前提となっているのが各店におけるオペレーションの均一化、だからだ。
そこへいくと、ファストリの実質的創業者である柳井正社長の志は、やはり一目置くべきものがあると私は思う。
ユニクロの海外店舗数は928店(16年5月現在)と国内のそれを上回り、大きく伸び続けているし、
コントワー・デ・コトニエやプリンセス タム・タムなどのグローバル事業としては1366店舗も世界中に展開している。
一方、しまむらの海外事業といえば、台湾と中国に進出したとはいえ、その売上寄与率は1%にも達していないとみられる。
野中社長の興味は、現下好調なオペレーション経営のひたむきな精緻化にあると私には見える。
しかし、国内の成長限界に近づいてきたしまむらの場合、それを超える大きな舵取りがなければ、早晩天井に突き当たるだろう。
14年期、15年期と創業以来の連続赤字に沈んだ後、16年期と17年期は好調の波がやってきた。
18年期以後がその波が打ち返すサイクルとならなければ良いのだが。
夫婦でしまむらのステテコだわ
デブ向けの5Lサイズも豊富に置いてあるのが凄い
みんな安心して買える着られる身につける
その本質を見誤るとユニクロのようになってしまう
自社企画品そんなにあったっけ?
今週末も買い物に行く予定よ?
いろんな角度から貶す理屈を見つけるもんだな、と思う。
ヤマダイオンとかみたいに
人件費削減
この名称を変えるべき
BBAしか行けないだろ
しまむらってタグにも「しまむら」って入ってるの?
行った事あるが、男物コーナー狭くて若向けは殆どDQN服だったぞ
2年前に買った3Lのカラーシャツは楽に着れるのに、今年の5Lを試着してみるとキツくて着れない。
生地代ケチってサイズ表記より小さく作ってるんじゃないの。
痩せろよというツッコミ待ちか?
デブ有る有るのギャグでいってんのか
マジなのか
分かりづらいレスだなwww
サイズ小さすぎるよな
しまむらも分かってるのか細身と書いてるけど実際はLLがMぐらい
と思えばMなのにLLぐらいのやつもあるw
靴下はすぐに伸びるし、穴あくし
部屋着もそんなに安くないからシーツぐらいしか買わんなあ
仕入先が同じじゃないからサイズ感が統一されないんでしょ
いってみればドンキホーテみたいな感じでその時あるものを買う楽しみはあるだろうけど
安心感はない
投機屋視点と、消費者視点では、全く逆の評価になるかもだな。
なんかユニクロの後を追ってるようにみえるのは気のせいか?
ダサくて安いでいいんだ
安くてダサい服を改造しておしゃれにするというのが
いいじゃねえか
分かってんの?
店長はちゃんと正社員にするし残業もさせないし
お前らが贔屓にする理由がわかったわ
変なプリント柄を一掃して、一角に無地のシンプルコーナー設けてみたら?
ユニクロで長袖のTシャツが1900円とか、カジュアルシャツで2900円に対し
しまむらなら余裕で対抗できる!変な柄とかが「ダサい」を強調してる
行きたくないとかじゃなくて近所に無い
安い服買うのに電車賃払っていくのも違う気がするし…
シンプルなデザインで、無印良品に近い。
しまむらはデパートのファッションという感じで
ちょっと派手なファッション。
デパートで売られているもののアウトレットファッションみたいな感じ。
ていうかある程度店がいきわたったら限界が来るのって当然だしな
そこで欲出して変なことするとコケる
しまむらみたいなのは成長後は落ちない工夫だけでいい
みたいな考えが
そもそも間違っている
安くてダサい、は需要があって
庶民から支持されてんだよ
ダサい、オシャレすぎない、普段着、雑着、
日常生活で周りに浮かないで馴染んでいる
これがどれほど重要な価値か
しまむらよりスーパーの衣服やの方が安くてよくね?
うむ
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本日注目の話題!
コメント一覧
※ 1.
私は名無しさん
2016年07月28日 13:26 ID:6YiCwH8D0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
しまむらとか下着以外は無理だろ しかも使い捨て
ワークマンの靴下とかのほうが10倍長持ちするし
※ 2.
まとめブログリーダー
2016年07月28日 13:32 ID:VR18vbMK0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
言われるほどダサイかな?可愛いのもたくさんあると思うけど
あとしまむらってどちらかというと大きめな作りじゃない?
※ 3.
まとめブログリーダー
2016年07月28日 13:37 ID:Dtl2.c4s0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
しまむらは田舎にもあるからな
その点ユニクロは繁華街とか都市部とかにしかなくて不便
しまむら安心価格で税込みやしね
※ 4.
私は名無しさん
2016年07月28日 14:39 ID:ZW0JW9Ud0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
ユニクロが調子にのって失敗しちゃった轍を
しまむらは踏まない様に気を付けてる感じがする
だがしまむらは如何せんダサすぎる
G.U.ポジを狙えなかったのか
※ 5.
私は名無しさん
2016年07月28日 16:30 ID:ZHJmMsv50 ※このコメントに返信する※
(e/d)
レディースの割合が断然多いけど
男物全然探せないというほど無くもない
同じ服でSML全サイズ揃ってたら入荷直後だから買いだぜ
※ 6.
私は名無しさん
2016年07月28日 16:33 ID:eUwpd9dc0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
安くてダサいのがいいのにな。
部屋着は楽で着心地が良ければいい。見た目は程々でええ。
最近のユニクロってサイズ表記の割に小さくて着心地が良くない。
あんなタイトではリラックス出来ない。
外行きにカッコつけて着る服でもないのに、なぜあんなキツイのか。
※ 7.
私は名無しさん
2016年07月29日 09:26 ID:tGXAsigC0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
ユニクロが色々評判悪くて流れたのもあるんだろうな
しまむら男物少ないのがあれだけど
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