司法と福祉が連携して支えることで「もう刑務所には戻りたくない。好きな人に囲まれて最期を迎えたい」と笑顔も見せる。
社会に居場所がないために罪を重ねる「累犯障害者・高齢者」の問題を浮き彫りにした事件から10年、男性の笑顔は罪と更生の在り方を問うている。
男性は74歳だった2006年1月7日未明、下関駅に放火して焼失させた。被害額は5億円以上で、懲役10年の判決を受けた。
判決は「軽度知的障害で、かつ高齢でありながら、刑務所を出所後、格別の支援を受けることもなかった」と指摘した。
当時、男性は放火の前科が10件あり、22歳以降の40年以上を刑務所で過ごしていた。
過去の裁判で6回も知的障害などを認められたが、一度も障害福祉サービスにはつながらなかった。
下関駅の事件は、男性が05年12月30日に福岡刑務所を出所した8日後に発生。
男性は事件までの間に、警察に保護されたり、福祉事務所に連れて行かれたりと、八つの公的機関に接触。生活保護を求めるなどしたが、公的支援は受けられなかった。
そして、下関駅で警察官に退去を求められた末に放火に至った。
◆ ◆
北九州市でホームレス支援などを続けるNPO法人「抱樸(ほうぼく)」理事長で牧師の奥田知志さん(53)は逮捕直後から、報道で男性の孤独な状況を知り、面会に訪れた。
男性は人生で一番つらかったのは「刑務所を出た時、誰も迎えに来なかったこと」と答えた。父親に火の付いた薪を体に押しつけられた生い立ちも打ち明けた。
奥田さんが「今度出所するときは必ず迎えに行く」と約束すると、涙を流した。
服役中も60~70通の手紙をやりとりした。男性は毎回「迎えに来てくれるのが楽しみ」と書いた。
こうした縁から、奥田さんが身元引受人となり、6月に仮出所がかなった。
奥田さん夫妻の出迎えに男性は声を上げて泣いた。生まれて初めての出迎えだったという。
出所に当たり、保護観察所や自治体、保護司、受け入れ施設など7機関が協議を重ね、連携して受け入れ態勢を整えた。現在、男性は抱樸が運営する施設に入所。
週4日はデイサービスに通い、「一番幸せな時間」とカラオケや体操などを楽しむ。
7月の七夕では短冊に「自分のしあわせ みんなのしあ(わ)せ」と書いて祈った。
◆ ◆
男性は「今まで刑務所を出ても、どうしていいか分からなかった。独りが一番つらい」と振り返る。
31歳も年下の奥田さんを「お父さんみたい」と頼り「もう火は付けんよ」と話す。
奥田さんは「事件の本質は、障害がある人が罪を犯して刑務所を出所後、何の社会保障制度にもつながらず、累犯となることにある。
もっと早く出会えていたら、11回も罪を重ねることはなかった」と断言。
「今の刑務所は懲罰を与えるだけで、対人・生活スキルがそぎ落とされる。
福祉サービスなどと連携して社会復帰後の生活を支援していくべきだ」と訴える。
西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/275518
引用元:【社会】40年以上を刑務所で過ごした男性の孤独 司法と福祉が連携して支援 ©2ch.net
これがトラウマなのかね?
それはそれでお気の毒だと思うが
罪人を甘やかすと
田代とかシャブPのようになるからなー
死んで良いんじゃね?
その程度は誰でも体験する思い出。
俺なんてマキの割り方を習ったり、カブトムシの採り方を習ったり、平泳ぎの仕方を習ったり、兎に角色々と教わった。
人の形をしているが人間ではないモノが
周りにいればそうなるよ
せっかく罪を償ったのに社会では生きられない、というのでは少し酷かも知れない
とは感じる
生きていけなくてまた犯罪を犯してしまうことに繋がるし
一定レベルの福祉は昔から安全装置でもある
補助金や助成金をアテにせず、NPOが独自に活動してりゃ良い。
金持ちのアカから毟り取るぐらいの気構えをみせてみな。
障害者かつ犯罪者がなんの福祉も受けられないとか
日本の福祉は相変わらずウンコだな
若者の負担が多すぎる
そういうこと
始めに書いてありますよ
牧師さんなのです
迷える子羊を救うことが転職(違った天職)なのです
また本件を読めば、信仰心があつい信者から寄進がきます
放火して大きな損害が出ても賠償できない
被害者に公的な支援が必要ではないか
見放したらまた放火するだけだ
よく生きてこれたな
こんな惨状なので社会的に、ではない意味で
つまり、生物的によくこの年まで寿命を迎えなかったな
刑務所で健康的な生活を送ったから
ムショに40年もいる原因を作ったジジイに福祉云々いう前に今の恵まれない若者に目をむけろよ
全寮制の社会復帰支援施設が
>生活保護を求めるなどしたが、公的支援は受けられなかった。
こんな人が受けれないなら誰が受けれるんだ?
業者による違法受給が頻発してるときくが
社会に奉仕とか考えないのか
最後まで自己中なんだな
「働いたら負け」は都市伝説ではなかった。
「見張」だからな
ただ全てをひっくり返して新しい仕組みを作ることもできない
ゆっくりと破綻していくだけだ
PLAとして雇いなよ(`Д´)
孤独もなにもシャバに出しちゃいけない人間だろ
予算は限られている
気の毒な身の上なんだろうけど、この人の放火で被害にあった人の迷惑はどうなのって。
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コメント一覧
※ 1.
私は名無しさん
2016年09月18日 11:50 ID:FEuGM6bg0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
犯罪者に優しい国、正直者が馬鹿を見る国だから仕方ない。
政治屋が政党問わず国の為じゃなく自分の利益を追求してる連中しか居ないし。
※ 2.
私は名無しさん
2016年09月18日 11:50 ID:8Zawd86F0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
キリスト教会はけっこうセクハラ問題聞くしいろいろで嫌いだけど、こんなところで助けてくれるのもキリスト教なんだよね
仏教、お寺、がんばってほしい
※ 3.
名無し
2016年09月18日 11:54 ID:.tT5ssvO0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
演歌歌手じゃない山本譲司さんの累犯障害者という本は読んだほうがよい
※ 4.
NEWSまとめもりー訪問者
2016年09月18日 11:57 ID:ckvfRvFg0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
アホじゃね。
刑務所から出た後の孤独、社会からの爪弾きも罪の延長だっつの。
刑務所から出ましたー、一からリセットでスタートですー。な訳ねーだろ。
刑務所みたいな温室じゃなくて、シベリアの炭鉱送りにでもしてほしい。
※ 5.
名無し
2016年09月18日 12:07 ID:.tT5ssvO0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
4>>
そこから議論しなくちゃダメ?
※ 6.
私は名無しさん
2016年09月18日 12:15 ID:SN.XyrQS0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
もうこいつ殺してやった方が社会はもちろん本人のためでもあるだろ
※ 7.
あ
2016年09月18日 12:16 ID:E6CBitqG0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
累犯はタヒ刑にしろよ、そいつの為でもある
※ 8.
2016年09月18日 12:25 ID:ZvOJqoQX0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
社会福祉というのは社会のためにある制度。
自己責任で死ね、というのは簡単だが、それで死んでくれるほど人間は甘くはない。
※ 9.
私は名無しさん
2016年09月18日 12:32 ID:jX4jUD7x0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
冤罪でない限りはどうにもなー
※ 10.
私は名無しさん
2016年09月18日 13:02 ID:dDd878kV0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
左巻きはいつもいつもしつこくしつこく
加害者側が実はいかに悲惨であったかその経緯を同情もってこいで書き
本当の被害者であるかのようにペンで暴力を振りまくる
そうして強い立場へ一石を投じている呈を成す。
まるでそこに被害者なぞいないかのように。
※ 11.
私は名無しさん
2016年09月18日 14:45 ID:8sK69zQv0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
で、被害者は救済されたの?
※ 12.
あ
2016年09月18日 19:05 ID:Ul5s7Skn0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
日本にも救済の心を持った人が居るんだな。そこに感動した。自分にはとても出来ないや。ほとんど自分の事しか考えないで、文句しか言わないお前らと一緒だわ。
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