答えましょう!
引用元: ・文学と娯楽小説って何が違うの?
まず百年前の小説を思い浮かべてくれ
夏目漱石、太宰治、芥川龍之介……
文学者の名前などいくらでも列挙できるだろう
なら娯楽小説家は?
一人もあげられない人間がほとんどだろう
>>5
でもそいつらも先人の作品とか
平気でパクってたんでしょ
作者が読者を満足さることと自分の書きたいことのどっちを優先するかじゃねーの
ここに娯楽小説と文学の違いが端的に表されている
つまり娯楽小説は消費され忘れ去られる存在であり
文学は記憶され保存される存在であるということだ
そこから導き出されるのは
娯楽小説は前やったことを繰り返してもいい世界であり
文学は先行作品の積み重ねの先にある、繰り返しが許されない世界だということだ
娯楽小説は繰り返し、再生産によって継承を行う
三十年、五十年、期間の長さはわからないが一定の周期で同じことを再度行う
そうすることによって文化は死と再生を繰り返し後につながっていくのだ
文学は違う
文学は学問……先行研究の焼き直しが許されていいはずはない
文学は研究論文なのだ
ふむふむ
娯楽小説は新しいものを提供しない
過去にあったものを形を変えて再度調理し、温めなおし、客に提供するだけ
「型」さえ知っていれば先行作品に触れる必要は実はないのだ
文学にあるのは型ではない
膨大な目録が現在を最突端として過去に連綿と連なり未来へと続いていく一本の道なのだ
前と同じものを敷石にしてはいけない曲がりくねった道路なのだ
故にこれを書くものは先行研究に当たらなければならない
論文を書くように
文学作家「研究?いや…、そんなに…」
ここから導き出されるのは読書量の必要性である
やれ一つのジャンルを書くには1,000冊嫁だの言われるが
娯楽小説家には物語の型さえ知っていれば作品を量産できる余地がある
文学はそうではない
文学とは何か?
娯楽ではない
断じて違う
そりゃあ、学問に喜びを感じるものはいるがそれは娯楽ではないだろう?
文学とは人間を研究する学問なのだ
人文科学とは何か?
人間科学の誤訳である
文学とは何か?
哲学と不自然に分かたれ別分類に押し込まれてしまった欠陥のある分類名である
本来的に言って文学作品とは哲学の研究結果を物語形式にして提出したものだ
それに娯楽性を見出すことはできない
知らない物事、概念を初めて知った時の喜びに似たものはあるだろうが
娯楽小説って例えばなんや?
宮部みゆきとかもそれに入るんか?
近代文学の礎を築くにはある程度輸入も必要だっただろう
文学は哲学と両輪となって「人間とは何か?」の問いを前に進ませる
>>21
文学ではないものすべてを娯楽小説と呼んでいるが
もちろんその境界は曖昧だ
娯楽小説の中にも文学性を備えたものはあるし
商品である以上文学作品も娯楽性をそななければならない
そもそも物語は楽しいものだ
人間は物語を食べて心を成長させるものだからな
夏目漱石の作品が文学っていうと抵抗あるな
あれって、まさに娯楽小説じゃね?
又吉は?
村上春樹は?
>>23
又吉直樹はとても真面目に先行研究を抑えた偉大な文学者である
その作品は大河の一滴となって文学川を流れ続けるだろう
村上春樹はシラネ
>>27
作品ではなく作者で文学が決まると
>>36
そんなことは言っていない
パスティーシュとかオマージュとかパロディとかって考え方は大昔からあったような
和風に言うところの本歌取り
ある意味全部文学とも思えるんやが
絵本もラノベも漫画も
>>26
漫画は絵もかかわってくるけど
なんかワロタ
文学……純文学の定義が必要になってくるかな?
定義、できると思うか?
議論するには定義しないとねぇ
たしかに
芸術というものを考えよう
文学を含む芸術すべてだ
芸術は定義できるか?
答えは否だ
なぜか?
芸術は作品を生むたびにその境界を変えるからだ
芸術を定義することなど永遠にできない
故に文学もそうなのだ
今日もどこかで文学の定義を覆すような作品が生まれ出てきているのだろう
なぜいちいち定義が変わるのか
実験こそが芸術だからだ
芸術とは何か?
その問いかけによってのみ存在可能な存在が芸術だからだ
どの作品もこう問いかける
芸術とは何か?
人間を描く文学が投げかける問いはこうだ
人間とは何か?
文学を定義しようとすることは人間を定義しようとすることに等しい
そんなことは
不可能だ
徒然草や我輩は猫であるも当時は大衆の娯楽目的の物だったんだから
500年後くらいにゼロの使い魔や俺妹が古典文学になっててもおかしくないのではなかろうか
>>35
「娯楽として消費される」ことと「娯楽として消費されることのみを目的として作られた」
の間には大きな差異があるのさ
芸術は
「人が美しいと感じるもの・こと」
やと思うんやけど
>>37
では美しいとは何か?
何をもって美しいとするのか?
なぜ美しいと感じるのか?
それがわからなければその定義は美しさとは何かを問いかける問いでしかない
それは芸術の目的でもある
現段階での芸術は定義できると思いまぁす!
>>38
その通り
「ある時点での」、「とあるシーン」の芸術は定義しようとすることができる
でなければ作品づくりはできない
「私はずっと〇〇を研究してきた。私にとっては〇〇はこうなのだ、最新の研究成果がこれだ」
が作品を作るということだからな
芸術は価値基準やテーマなど時代によって変わってきてるからね
一粒の砂に世界を見、その手に無限をつかんだと実感できた時にこそ創作はできる
芸術全体は世界全体を対象にするがこと文学に限っては人間が研究対象だ
私の中に全人間がある
そう実感できた時に言葉は踊り出す
私にとっては人間とはこうなのだ!の力強い宣言が繰り出される
美しいと感じるものに理由なんていらんやろ
ピカソの絵だってワイからすると意味わからんけど、誰かが美しいと感じたから評価された
道端に落ちてる犬の糞を見て美しいと思ったらそれはもう美しい芸術
感情や感性に理由原因は必要ない、そこの定義は必要ない。
(ロボットなら話は別やけど)
>>42
人類がたった一人しかいないならそれでいいかもしれない
しかし人間は複数だ
作品を作り、そして見せ合う
そしてこう問いかけるのだ
「君はどう思う?」
その問いは必ずしも創作者が発しなくていい
作品を見たものが別のものに問いかけるだけでいい
それだけで人類の文化は豊かになる
>>43
せやな
それでええやん
誰かが美しいと思ったら芸術
これが定義じゃあかんのか?
>>46
問いかけを失った美に芸術性はない
ただ美しいことは珍しければできる
天然ダイヤの美しさとそれをカットする創意工夫は別なのだ
自分個人について徹底的に突き詰めた内容を文章にして
それがたまたま普遍性を持っていた場合に古典として残るんやなかろうか
>>44
そうだろう
だがそれが許されるのは原初の文学か、よほど特殊な精神の持ち主の場合だろう
先行研究は踏まえなければ再生産になる可能性が高い
そうなると芸術ではないものを探すって楽しそうだな
>>47
感覚やもんなぁ
>>47
美そのものは芸術ではない
誰が見ても美しいものに議論の余地はない
問いかけとは
>>50
入力に対して別のものを出力してくる論理構造のことだよ
「誰もが」である必要なくない?
ピカソの絵はワイ意味わからんし、意味わからん人の方が多いし
>>51
芸術は感覚では理解できないから教養のあるなしが問題となり誰もが理解できるはずはない
そこに美があるなら誰にでもわかるが
でも天然のダイヤも人工のダイヤも品質的には変わらないんでしょ。億単位の絵画と同じで結局は資本家の都合で芸術は格式を得るんやなぁ
>>52
意味不明
美は自然っていつ決まったんや?
>>64
アプリオリな感覚のみに由来するからだ
芸術だの文学なんてのは主観で決まるよ
少なくとも俺は太宰の斜陽はちょいとアレないき遅れが昔の男に種もらうだけの物語にしか思えなかったしな
>>65
主観にも価値の等級があるのではなかろうか
それだけ言っておく
そもそも根底の題材である人間のやってることがガワの違いはあれど本質的には大して変わってないからそりゃそれが産み出すものにもさしたる変化が無いのはたりめーだよね
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コメント一覧
※ 1.
私は名無しさん
2017年12月04日 20:58 ID:N.Ed2IR.0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
面白いか面白くないか
※ 2.
ななし
2017年12月04日 21:09 ID:3Up9RXY30 ※このコメントに返信する※
(e/d)
娯楽として書かれたかどうか
※ 3.
私は名無しさん
2017年12月04日 21:11 ID:xXw2Q0PV0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
音楽のクラシックとポップみたいなモンだ
いずれ現代の娯楽小説も、名作は古典となり文学として評価されるようになる
※ 4.
あ
2017年12月04日 21:11 ID:cvpWUubm0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
カチカチ山?ぱくったろ
※ 5.
私は名無しさん
2017年12月04日 21:12 ID:jklylJaT0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
詩や俳句も文学。ラノベも文学。音楽の歌詞も文学。漫画も文学。文学は小説だけのことを指すわけじゃない。小説は文学の一ジャンル。常識だろ。
※ 6.
私は名無しさん
2017年12月04日 21:13 ID:jklylJaT0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
いまどき純文学と娯楽小説をきっぱり区別しようなんて風潮は無いぞ。
お前らいつの時代の人間なんだよwww
※ 7.
私は名無しさん
2017年12月04日 21:29 ID:ryiXmXLD0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
実は違いなんてない。
出版社が権威付けしてるだけだったりする。
なぜ娯楽小説と呼ばれる作品に型通りのものが多いかと言うと、型を破るとそれがノイズになって物語に集中できないことが多いから。
官能小説の女が便秘も吹き出物もなくひたすら美しいだけなのと同じこと。
ところで、本スレに挙げられた文学の条件だけど、又吉が満たしていると言うのはさすがに無理があるんじゃないか?
少なくとも村上春樹はフォローワーを生むだけのスタイルを打ちだしてるわけだし(私はそれでもつまらない作家だと思ってるけど)。
※ 8.
私は名無しさん
2017年12月04日 21:35 ID:vahvZ18B0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
試験に出るのが文学 クイズに出るのが娯楽小説
※ 9.
私は名無しさん
2017年12月04日 22:51 ID:RJvRlG7b0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
文学の条件なんて文学者が勝手に考え出したこじつけであって。それを信念として自己暗示かけてるようなものだから。他人の定義にとらわれる必要はない。又吉は小説家であって文学がどうとかじゃない。
小説は文学だが文学は小説ではない。小説として破綻してないかが問題。
※ 10.
絶望的名無しさん
2017年12月04日 23:20 ID:IyrbW3RB0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
たんたんと物語を勧めていくのが娯楽小説でまどろっこしい表現を間に入れてくるのが純文学という適当な認識。
※ 11.
私は名無しさん
2017年12月04日 23:21 ID:OPx.kKYA0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
途中から哲学になってないか?
※ 12.
ぽ
2017年12月04日 23:53 ID:WhJKQiuw0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
読む方からすればどっちも対して変わらん
ただ権威付けして利得を得たい奴が騒いでるだけ
※ 13.
私は名無しさん
2017年12月05日 15:40 ID:aYwuqhmJ0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
※ 12.
なわけねーだろドアホ。
文学とか小説を語る素養もないくせに語るなボケ
※ 14.
私は名無しさん
2017年12月05日 15:41 ID:aYwuqhmJ0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
※ 10
寝言は寝て言えドアホ
文学とか小説を語る素養もないくせに語るなボケ
※ 15.
私は名無しさん
2017年12月05日 15:42 ID:aYwuqhmJ0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
軽々しく小説語るなよ
※ 16.
私は名無しさん
2017年12月05日 15:46 ID:aYwuqhmJ0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
このスレもレスも全て値打ちなし。アホの極み。
誰一人意味のあることなんかいってない戯言。間抜け。
※ 17.
私は名無しさん
2017年12月05日 15:48 ID:aYwuqhmJ0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
ギャグとしてもセンスないし笑えない。冗談は顔だけにしとけと。
※ 18.
私は名無しさん
2017年12月05日 15:50 ID:aYwuqhmJ0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
あきれてあいた口がふさがらんね。ドン引き。
まさか大人じゃないよな?小学生なら許せるけどね。
いい年下大人がこんなすっとぼけた文学理解じゃ笑えない。
てめーらわ漫画でもよんで鼻くそほじってろや。
※ 19.
私は名無しさん
2017年12月06日 05:36 ID:H58JjnC.0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
文学は言葉による思考の世界を生きている人たちのせまい世界観。
自然に存在するものには人が名前を付けなければ言葉には存在しない。名前が付いているものしか見ていないのが文学の世界の人たち。
※ 20.
私は名無しさん
2017年12月06日 05:41 ID:H58JjnC.0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
言葉で世界を見ている人達の世界の見方
実際とはかなりかけ離れているだろう
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