『日本のロックを変えた』サザンオールスターズ、「勝手にシンドバッド」は何が凄かったのか?
- 2018年05月24日19:05
- カテゴリ:芸能・TV・スポーツ
- タグ: サザンオールスターズ 日本 ロック 凄い
https://www.dailyshincho.jp/article/2018/05240710/?all=1
サザンオールスターズがデビュー40周年にあたる6月25日(と翌26日)に、NHKホールで記念ライブを行うことが発表された。普段はスタジアム公演が当たり前のサザンだけに、チケットの争奪戦は熾烈を極めることとなるだろう。
40年前の6月25日は、デビュー曲「勝手にシンドバッド」の発売日である。
この曲について「日本のロックを変えた」といった評は、リアルタイムで聴いた世代にとっては、決して過大な表現ではないだろう。
が、一方で洋楽ロックよりもJ-POPの方がはるかに巨大市場となった状況しか知らない世代にとっては、何がそんなに凄かったのか、衝撃的だったのか、ピンと来ないにちがいない。
音楽評論家のスージー鈴木氏は、著書『サザンオールスターズ 1978-1985』で、「勝手にシンドバッド」の魅力を熱く語っている。以下、同書をもとにその革新性を見てみよう(引用はすべて同書より)。
スージー氏がまず挙げるのは、「日本語のロック」を確立させた、という点である。
「今となっては信じられないが、70年代の半ばまで、『日本語はロックに乗らない』と、真面目に考えられていたのである。そんなつまらない固定観念が、『勝手にシンドバッド』1曲によって、ほぼ完全に抹殺された。『日本人が日本語でロックを歌う』という、今となっては至極当たり前な文化を、私たちは享受できるようになった。
例えば、『早口ボーカル』『巻き舌ボーカル』と言われるほど、日本語を、口腔内を自在に操って発声することが普通になった」
ここで、ちょっと音楽通ならば「いや、はっぴいえんどがあったじゃないか」などとツッコミを入れるかもしれない。たしかにサザン以前にも「日本語ロック」は存在していたし、素晴らしい作品も生まれてはいた。
しかし、サザンほどの商業的な成功はおさめていない。「勝手にシンドバッド」はデビュー曲にして、オリコン最高位3位、50万枚というセールスだったのだ。
>>2以降に続きます
引用元: ・【音楽】もうすぐ40周年、『日本のロックを変えた』サザンオールスターズ「勝手にシンドバッド」は何が凄かったのか
>>1続き
それでは具体的にはどこが衝撃的だったのか。スージー氏が最大の要素として指摘するのは、桑田佳祐のボーカルスタイルだ。
まず「発声」。当時は「しゃがれ声」「ダミ声」とも形容された。一般的にはリトル・フィートのボーカル、ローウェル・ジョージやエリック・クラプトンの影響が指摘されるのだが、スージー氏は、日本人からの影響も見逃せない、という。影響を与えたと思われるボーカリストとして、スージー氏が名を上げるのは、大瀧詠一、宇崎竜童、柳ジョージだ。
柳ジョージは、桑田よりもさらにしゃがれた声の持ち主だったが、スージー氏はこんなエピソードを披露する。
「ゴダイゴのミッキー吉野氏から私が直接聞いた話。当時ある歌番組で、ゴダイゴの楽屋を訪ねた桑田から、『柳ジョージさんを紹介してほしい』とお願いされたという(吉野と柳は、伝説のバンド=ザ・ゴールデン・カップスの出身)」
また、後に「吉田拓郎の唄」を捧げることになる吉田拓郎からの影響も見られる、とスージー氏は分析している。
「発声」とは別の「発音」も、革新的だった。
子音を英語的に強調する、つまり「カ」を「クァ」、「タ」を「ツァ」と発音する桑田流は、当時としては珍しい特徴だった。また、母音も「ア・イ・ウ・エ・オ」と発音するのではなく、「アとエの中間」のような音を英語的に発音することも。
この源流としては、まずザ・テンプターズの萩原健一が挙げられるという。
「桑田へのインタビュー本『ロックの子』(講談社)では、子供のころに萩原の歌を研究していたとの発言があり、そこに添えられた、ザ・テンプターズの『エメラルドの伝説』の、桑田本人による物まね発音の表記が、実に示唆的である――『♪むィずうみぬィ~きみはむィをぬァげッつあ~』(=湖に君は身を投げた)」
この発音面ではショーケン以外に大瀧詠一の影響も見られるが、それ以上にキャロル時代の矢沢永吉の影響が見逃せない、という。
「『ロックの子』で桑田は、キャロルの歌を『鼻についちゃったんだよね』とあからさまに否定しているが、否定しているということは意識していたということだ。
そして桑田は何と、アマチュア時代にキャロルのコピーを披露している。
『勝手にシンドバッド』では、ラ行で舌を巻いているのだが、このあたり、ひどく『矢沢的』である」
このように見たうえでスージー氏はこう語る。
「(桑田のボーカルは)突然変異的に見えながら、実はここに挙げたような、古今東西の様々なボーカルスタイルをガラガラポンした結果として生まれた、あの声、あの歌い方。それこそが、『革命』を推進するエンジンだったのだ」
もちろん「勝手にシンドバッド」の新しさはボーカルスタイルだけではない。スージー氏は同書で、「桑田語とでも言うべき歌詞」「リズムアレンジ」「独特のベースライン」等、マニアならではの視点で熱く語っている。
6月25日を前に、懐かしいと思う世代も、朝ドラの主題歌のオジサンという程度の認識しかない若人も、「勝手にシンドバッド」を聴いてみてはいかがだろうか。
(終わり)
服装がインパクトあったな
パクリをパクリって言わせないチカラ
え?サザンってロックなの?
B'z稲葉は未だに勝手にシンドバッドの歌詞を超えられないって感嘆してたな
砂混じりの茅ヶ崎、人も波も消えて・・・だけでいきなり鮮明な状況に持っていかれるわ。
確かに凄い文だけど、桑田は40過ぎてからは枯れたよな
>>15
そんな話聞いたことないぞ。ソース
>>39
15~20年くらい前の雑誌だよ。
書店で立ち読みした
シングルB面の当たって砕けろって曲が好き
勝手にシンドバッドを初めて聴いた時は衝撃だった
翌日の学校はその話でもちきりだった
サザンが生き延びたのは小林武史のおかげ
まぁサビで「今何時!!?」って問いかけて「そうね、だいたいねー!」と返す
これはカラオケで盛り上がりそうなのは確実だもんな
これを考えついた時点で勢いのあるデビューは約束されたようなもんだわな
>>23
コミックバンドとしてはね
まあ、そっちを追求しすぎないで良かったわなw
時間を訊いても教えてもらえないところがロック
ロックじゃなくて歌謡曲の間違いじゃないの?
歌謡曲は間違いなく変えたと思うけど
お前ら子供達は知らないだろうが、当時デビュー曲は完全に色物扱いだった
デビューアルバムのジャケット見てもわかるだろ
そんな奴らがあんな反日だったとは・・・
歌い方も声も歌詞も苦手。ただの、会社の宴会で騒ぐオジサン。
>>42
そのただの宴会おじさんがとんでもない資産稼いだからなー(笑)
リアルタイムじゃないから全然凄いと思えない
音や鳴りがロックではない
コミックソングだな
サザンはコミックバンド
代表曲は津波です
キモイ歌だとしか思わんかったな
だからサザンは好きになれなかった
サザン出てきたとき、母ちゃんは衝撃だったそうだw
そして、世間は賛否両論w
アルバム曲が悲惨
才能がないのをシュールで誤魔化している
ファンは低能としか思えない
巻き舌や英語っぽく歌ってるように言われるが
実際は極めて日本語らしい発音と発声で
言葉が普通に耳に入ってくる
そこにくわえて英語の空耳的な使い方との併用
このあたりが当時としては革新だったんじゃないの
正直言って80年代半ばのボウイやら吉川やらみたいな
巻き舌英語擬き発音で言葉が耳に入ってこないものよりは
ずっとよかったわ
何言ってるか聞き取れない
正直色物バンドとしか思えない
ロック調歌謡曲
この曲のせいで
歌番組に歌詞テロップが入るようになった
って都市伝説あるけどほんとかね
サザンのこの曲を聴いて矢沢永吉がキャロルの解散を決めたそうだな
もう自分達は古いと思ったそうな
>>77
違うだろ
ジョニー大倉が突然バックれたから
サザンがロックってwwwww
サザンオールスターズがロックって初めて知ったww
そもそも桑田本人が洋楽のパクリと言っていたしね
少なくとも、この曲はロックじゃない
コミックバンド扱いでした
>>85
完全同意
実力をそなえたご当地コミックバンドというイメージだった
デビュー当時のサザンをロックとか呼んだら
きっと清志郎のファンに怒られてた
一発屋で終わらなかったのはやっぱり何か持っていたのだろう
>>88
そのピント外れな評価が笑えるw
サザンは歌謡曲を派手にしただけ。ロックでも何でもない。
ポップスそのものだろ。
勝手にしやがれ+渚のシンドバット
やけくそ感漂うコミックバンド
いとしのエリーでひっくり返った
適当なノリだけの薄っぺらい感じ
勝手にシンドバットからのいとしのエリーが凄いんだよ
サザンはバラードも好き
>>118
変な歌の一発屋と思ってたらこのバラードを出してきた
サザンが音楽史に残るバンドになった瞬間だったな
デビュー曲がここまで知られてて、ライブの1番盛り上がる時に演奏できるバンドってあんまり無いよね
それだけでも凄いと思うわ
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コメント一覧
※ 1.
私は名無しさん
2018年05月24日 19:14 ID:n4GaDVqR0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
今じゃヒトラーおじさんやな
※ 2.
私は名無しさん
2018年05月24日 19:16 ID:kx8hhrSD0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
ホニョゴニョ言ってて何歌ってるかサッパリ分からないオワコンおじさん
こんなのありがたがって聴いてるのジジババだけ
※ 3.
名無しさん
2018年05月24日 19:20 ID:cSVMBgut0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
お茶の間歌謡ロックやぞ
良い意味で
※ 4.
aiueo70000
2018年05月24日 19:40 ID:D15ncHMg0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
最初の頃は一発屋と思われたそうだ。
※ 5.
名無しさんファミリー
2018年05月24日 19:42 ID:v6gsZHly0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
なに言ってるかわかんないしなんで売れてんの?って思ってたけど歴史があるんだね
※ 6.
私は名無しさん
2018年05月24日 19:44 ID:gsVvZBqx0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
俺の家も近い、とかなんとか( ´・ω・`)
※ 7.
私は名無しさん
2018年05月24日 19:50 ID:4fJQvxnQ0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
そのころはロックだったとして、今はもうロックなんてもんじゃないよ。というより、悪い意味でいい歳したおっさんになり下がった
※ 8.
名無しさん
2018年05月24日 19:56 ID:iVggHJYA0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
正直ピースとハイライトでヨシフをアドバイザーにしてたのはガッカリしたけど
サザンはあの世代のメジャーバンドで70年代の歌謡曲からゼロ年代のミクスチャーロックまで見境なく手を出して生き残ってきた桑田の時代の音楽に対する吸収力と、それをサザンの楽曲として聴かせるバランス感覚こそ評価されるべき点だと思うわ
※ 9.
私は名無しさん
2018年05月24日 19:57 ID:R1XWidrh0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
「 テレビ向け 」という新機軸を作った
これ。以上
※ 10.
私は名無しさん
2018年05月24日 20:26 ID:tD50.juM0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
ロック????
リアルタイム世代だけど、正直
過大評価の第一人者って認識だったよ
周りでもね
※ 11.
私は名無しさん
2018年05月24日 20:27 ID:gMT1nwg50 ※このコメントに返信する※
(e/d)
デビュー当時、「バンド内で結婚はしません」と断言していたのを忘れてないぞ
※ 12.
私は名無しさん
2018年05月24日 20:45 ID:lMDwdcmf0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
どいつもこいつも難癖で一々ケチ付けてて笑える
自分の聴いてる音楽はそんな大層な文化かね?
時代に風穴開けた、そのやり口がコミックバンド形式だったってだけでその曲以外にもファンが付いてんだから、後から見りゃあの時にそれをやったのがロックってことなんじゃないの?
※ 13.
私は名無しさん
2018年05月24日 21:08 ID:nPEuGNJV0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
まあ情報伝達速度が速くなってパクリがばれやすくなったら
ヒット曲作れなくなった典型だよね
切り貼りパクリが許されてた当時が異常だけど
※ 14.
名無しさん
2018年05月24日 21:20 ID:iVggHJYA0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
※12
信者もアンチもできる有象無象のネットの評価なんだからベタ褒めから辛辣なのまで多々あるだろ
サザンのファンなら賛同してもらえるくらいのレスをしてやれ。信者とアンチでレスバトルなんて誰も見たくないんだから
※ 15.
名無し@わんこーる速報!
2018年05月24日 21:31 ID:R.8V26eT0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
ウェーイ系の大学生がそのままのノリでおっさんになったようなもん
※ 16.
NEWSまとめもりー訪問者
2018年05月24日 21:35 ID:f6YzkID70 ※このコメントに返信する※
(e/d)
ファンだけどファンが嫌い。あいつらキモイ。
※ 17.
私は名無しさん
2018年05月24日 22:10 ID:G6n2sxYX0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
日本のロックって
朝鮮やんけ
※ 18.
名無し
2018年05月25日 07:18 ID:0ikjBGi70 ※このコメントに返信する※
(e/d)
※16
つまり自分のことが嫌いなのか
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