Yahoo!ニュース 1/28(金) 11:02
1月25日、不動産経済研究所の「2021年の首都圏新築分譲マンション市場動向」が発表され、2021年に首都圏で発売された新築マンションの平均価格が6260万円になったことが明らかにされた。1973年に同社の調査が始まって以来の最高額であり、新築マンションの価格は、バブル期の1990年に記録した6123万円を超えたことになる。
そうなると「こんなに高い新築マンションは、もう買えない」との声も出てくる。が、2021年に首都圏で契約された新築マンションの総数をみると、コロナ禍以前の2019年を上回る3万5693戸となっており、新築マンションは売れていることになる。
バブル期よりも値上がりしているのに、売れ行き好調……理解しにくい状況が生じているわけだ。
マンション価格を引き上げる2つの理由
新築マンションの首都圏全体での平均価格はバブル期を超えた。が、大きく値上がりしているのは、JR山手線内側を中心にした純粋な都心部と、準都心や近郊外で駅に近い場所。もしくは、再開発がからむ物件であり、「好条件・高スペックの高額マンション」が牽引して、平均価格が上がったというのが正しい分析だろう。
そうした「好条件・高スペックの高額マンション」を狙える人がじつは世の中に増えている。実際、マンションの販売現場では「超低金利の恩恵」「世帯年収が多いパワーカップルの増加」により、高額マンションがよく売れていると以前から言われてきた。
住宅ローンの金利が低いので、高額のローンを組むことができる。夫婦共働きにより世帯年収が上がっているため、高額のローンを組むことができる。その結果、マンションの購入予算が上がっているというのである。
以上の動きを、具体的な数字をあげて説明した興味深い調査データが、1月27日に発表された。
この調査データをもとに、平均価格が6000万円超となった首都圏新築マンションの購入者の実態と、住宅ローン事情について解説したい。
6000万円超でも、毎月の返済額はバブル期の半分
興味深いデータを発表したのは、長谷工アーベスト。新築マンション販売の実績が多く、過去のデータ蓄積も豊富な不動産会社だ。
発表された調査データは「価格上昇市場における住宅購入主力層の検証」と名付けられたもの。そのなかで、特に興味深いのは約30年前のバブル期とコロナショック期の首都圏の新築マンション価格と住宅ローン事情を比較している部分、そして夫婦で住宅ローンを組む実情を分析している部分だ。
まず、首都圏の新築マンション価格と住宅ローン事情の比較について。
不動産経済研究所の発表によると、首都圏新築マンションの平均価格は、バブル期の1990年が6123万円だったのに対し、コロナショック期の2021年は6260万円。今はバブル期を上回る価格水準になっている。
一方で、2つの時期は住宅ローンの金利事情も大きく異なる。
フラット35(バブル期は住宅金融公庫融資)の金利でみると、1990年が4.95%~5.5%であったのに対して、2021年は1.28%~1.37%。今はバブル期を大きく下回る水準となっている。
また、1990年当時は、多くの人が、住宅金融公庫融資の固定金利ローンを利用していたのに対し、現在の主流は、民間金融機関による変動金利の住宅ローン。そちらはさらに金利が低く、優遇金利適用後の最も低いケースで0.35%程度の超低金利となっている。
金利が低ければ、毎月のローン返済額は下がる。
1990年に当時の平均価格6123万円のマンションを頭金1割、残り9割を住宅金融公庫融資利用で購入した場合、35年返済・ボーナス併用なしで毎月の返済額は29万6000円となった。
では、2021年の平均価格6260万円のマンションを、上記同条件でフラット35利用(固定金利)により購入した場合は、どうだろう。
こちらは、毎月の返済額が16万9000円ほどになり、毎月の返済額はバブル期より12万円以上も下がることになる。
さらに、民間金融機関の変動金利・優遇金利適用による0.35%で購入した場合は、毎月の返済額が14万3000円程度となる。これは、バブル期の半分以下の返済額だ。
新築マンション価格がバブル期を超えたことばかりにスポットライトが当たっているが、それを購入したときの住宅ローン返済額は、バブル期よりも大幅に軽減されているのだ。
「超低金利のおかげで高額マンションが売れている」とされる理由が、大いに納得できる分析である。
※続きはリンク先で
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakuraiyukio/20220128-00279045
引用元:【共働きフルタイムファミリーの住宅ローン依存】首都圏新築マンションが6260万円……それでも [愛の戦士★]
ラットレース
思い出はプライスレス
金利上げて変動金利勢やっつけようぜ
ボーナスなしだと月15万ぐらいかな?
>>6
もうちょい多いけど、それでも同レベルの賃貸より滅茶苦茶安い
>>8
築年数が新しいうちはね。
子供いないときの世帯収入を前提にローン組むからパワーカップルはアホって言われるんだよ
都内に住んでるんなら立派
埼玉千葉神奈川から出稼ぎしてる奴から税金取ろう
つまり、共働きフルタイムのファミリーが枯渇すると【東京経済は終わる】わけだ
出生率1.1の東京が、ファミリーの物量に依存しているというこの冗談のような世界
マンション35年ローン?????
うわぁ
>>11
え?
働いたことなさそう
>>11
住宅ローン減税とかしらなそう
>>229
オッサンその手はもう使えんよ
財務省が目付けたから所得税法改正が控えてる
お前こそ最新の情報集めたら?
>>11
35年で住宅ローン減税終わったら繰上げ返済するか、投資に回す方が賢い。
ウチの近くだと土地100坪、延床50坪ぐらいの一軒家、注文で建てられるよ
一応名古屋市内だけど
>>12
アメリカのような多極集中の国造りなら、そのようにアメリカのような家で暮らせるんだろう
日本は東京一極集中だから、共働きフルタイムローンという極めて危険なローンでやっと子育ての土俵に立つことが可能になっているという…
しかも東京経済がそのパワーカップルの物量頼みという
>>15
子育てしなけりゃ余裕なんだけどね
DINKSとか最強
たしかに東京では世帯年収1500万円程度はパワーカップルと呼ぶほど傑出してないもんな。
しかし、マンション買うのに6000万も7000万も使ってたら帳消しだろうけどw
東京の出生率低いのこれのせいだな
40年前の話だが俺の親が金利8%で30年ローン組んでてアホかと思った
>>17
当時はインフレだから借金すればする程借金は目減りした。
500万位で豪邸が作れた、当時借金した人は賢い。
>>17
40年前ならそれでも、その後経済が成長したから
返済額を安く感じることができたんじゃないか
買うならやっぱ23区内だよね
2022年にはマンション価格暴落するんじゃなかったの?
2022年問題とか言ってたじゃん
>>19
占いみたいなもんだから
6,000万超えるマンションだとローン以外に管理と修繕費で+月10万位かかるよね?
>>24
忘れちゃいけない固定資産税
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コメント一覧
※ 1.
名無し
2022年01月29日 14:59 ID:mdgTHpM90 ※このコメントに返信する※
(e/d)
まあ、払えない額じゃないよね
車の生涯維持費が2千万って言われているから、パワーカップル子供1人、車なしなら妥当な金額だよね
※ 2.
私は名無しさん
2022年01月29日 15:03 ID:DNQcIYd50 ※このコメントに返信する※
(e/d)
無産の奴隷階級と金持ちな奴隷使役階級に日本は分離している
本人の才覚よりも奴隷からピンハネできるか否かで収入が違ってくる
※ 3.
2022年01月29日 15:21 ID:PMw4X2oy0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
広いマンションもいいかと思ってたけど、ローンに縛られる生き方が無理だったから世帯年収1200万あるけど、2000万の中古戸建にしたわ
子供産まれて嫁がフルで働けないと月15万はきついしプレッシャーがストレスになる
※ 4.
2022年01月29日 17:51 ID:hXajdvT20 ※このコメントに返信する※
(e/d)
首都圏って言ったら山梨も茨城も群馬も入るやんけ
※ 5.
私は名無しさん
2022年01月29日 21:25 ID:.Tct9jSg0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
35年ローンねえ・・・
30年以内には首都直下もしくは南海トラフで大ダメージ受けるのに、がんばりますなあ
ここはRC壁式構造の団地を買うのが正解だと思うけど、、、まあ下見の見物としますかw
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