下請けの弱い立場につけこまれて機密情報を大手の取引先に漏らしてしまうケースが目立つ。
せめて秘密保持契約などで保護しておけば、流出した場合に法的手段に訴えることができるが、下請けからは知財保護を求めにくいのが実情で、泣き寝入りは少なくない。大企業の情報流出が日本の産業競争力の低下を招くと指摘されるが、企業数で日本全体の9割以上を占める中小の知財防衛策は、さらに置き去りにされている。(板東和正)
「弱い立場」を狙う罠
「うちに納めている部品の製造方法に興味がある。誰にも言わないから教えてよ」
関東で電子機器の部品を製造する中小企業の男性幹部は数年前、部品を納入していた大企業の担当者からそう頼まれた。
男性幹部は、独自ノウハウの流出を恐れ、担当者の申し出をしばらくは断っていた。
だが、何度も頼まれるうちに、男性幹部は大事な取引先の機嫌を損ねることを懸念。
最終的に納入していた部品の製造工程が一目で分かる図面の資料を担当者に渡してしまった。
それからわずか半年後にその取引先から部品の受注が半減、数年後にはゼロになった。
調べると、その取引先は教えてもらった技術を無断で使い、海外の工場で同じ部品を製造していたという。
男性幹部は「技術を奪えば、研究開発費が必要ないので購入するよりも低コストで部品を作れる」とした上で、「(取引先だった企業は)下請けをだまして盗んだ技術で利益を増やしたかったんだろう」と憎々しげだ。
男性幹部の会社は当時、業務などで得た情報を第三者に渡さないことを求める「秘密保持契約」をその取引先と結んでいなかった。このため訴訟を起こすこともできず、泣き寝入りせざるをえなかった。
技術流出問題に詳しい冨宅恵弁護士は「取引先からの圧力に屈して技術をうっかり教えてしまい、痛い目を見る中小企業が散見される」と指摘する。
技術流出といえば、東芝の半導体の研究データを転職先の韓国メーカーに無断で提供したとして提携先の元技術者の男が逮捕された事件などが目立っている。ただ、その一方で、中小企業が取引先の要望を断りきれず技術流出につながった被害も少なくない。
中小企業の技術が狙われるのは、知財保護の対策が大企業に比べ遅れているからだ。
経済産業省が平成25年に発表した約3千社を対象にしたアンケートでは、秘密保持契約を取引先と全く締結していないと答えた企業が13・7%。その多くは中小企業が占める。
冨宅弁護士は、秘密保持契約の締結が進まない背景について「中小企業の多くが知財の専門部署を持たず、技術流出を防ぐ知識が備わっていないのが要因」と分析する。
日本では特許を出願すると1年半後に出願した技術内容が特許庁の広報文書などで公開され、模倣される恐れが高まる。そのため、大企業は自社製品などの重要なノウハウについて特許を出願せず営業秘密として秘匿する場合が多い。
特許を取得していなくても、取引先との秘密保持契約などで営業秘密を保護しておけば万一、流出した場合もせめて訴訟を起こすことはできる。しかし、「特許を登録していない技術情報は法律で保護されない」と、あきらめている中小企業の経営者が意外に多いのだという。
中小企業などの知財経営を支援する一般社団法人・知的財産教育協会中小企業センター(東京)の高崎充弘センター長は「資金力の乏しい中小がビジネスで大手企業と対等に渡り合うためには、独自の技術力が必要不可欠。その技術の情報を守る正しい知識を中小に浸透させることは緊急の課題だ」と警鐘を鳴らす。
ただ、知財管理の重要性を認識していても、下請けの立場から大手の取引先に秘密保持契約の締結を求めにくいという事情がある。関西の部品メーカー幹部は「新規の取引先を開拓する営業活動で、秘密保持契約の話を相手にすると『自分の会社の権利ばかり主張する企業とはつきあえない』と嫌みを言われたことがある」と打ち明ける。
続き↓
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/150426/ecd1504261711001-n1.htm
引用元: ・【知財】弱い立場つけこみ「知財」横取りする大手 中小が技術を守る方法はあるか? 2015/04/26
中小には明日の飯が大切でそんな余裕はなく、結果泣き寝入りどころか会社を潰す羽目になってしまう。
しかし、それがビジネス的戦術というカスがいるならそれでもいいだろう 確かに現実だからだ
が、
たとえお天道様が許しても…俺はお前を許さねえ! 叩き潰してやる 100倍返しだ! 武士道なめんなよ!
なめた条件を提示してきたら蹴ればいいだけ。
諦めたら終わり。
特許訴訟でも大手メーカーに有利な判決が多い
富士通のやってるみたいに
セコいことやってないで裾野を広げろ
・・・自業自得としか言えない。
大手だって同じ目に合う。 規模は関係ないのに 「中小ガー」
それを盾にすれば不当に搾取されるような取引は、大手であっても出来なくなるし、
裁判になってもほぼ勝てるだろう。
コストかかるって、それは根性で解決しろ!
一社ら自分のキャパいっぱいの仕事なんて受けてもいいことない
みたいな宣伝をバンバンやられてるジュースばっか
まあ無能なワンマン社長なんだろうけど
「弱い立場つけこみ」だよ
~~すればいいだけって何だよ、それができない困ったって話してんだよw
言わない方がいいが、イチ社員や零細企業では判断難しいな。
特許とったり、証拠とってて訴えたりだな。
ひどい事例が前新聞か何かに出てたが、特許申請するよつって、一緒に出すような
話を進めて、いざ申請された書類見たら大企業側の名前しかなかったっていう
こともある
もちろんメインで開発したのは中小の側な
そうやって出し抜いた奴が評価されうる社会であることは間違いない
中小側をバカにしてる人は、相手が圧倒的に強い力を持つ状況で交渉ごとで
実際に戦った経験はないんだろう
無理、法曹はその法律しらないし、知ってる人も
司法試験以外の法律を軽くみてるからw
こういう中小を守る事が将来に繋がると思うんだけど
政府自体が大手の傀儡だからなぁ…
これが選挙制民主主義というものの実態なんよ
ほとんど名前も同じで同じ物を売られる。
名前も製法(工法)も特許登録してあっても
大手取引先だと文句言えず泣き寝入りするしかない。w
特に問屋がこれで全滅に向かって邁進中
問屋制度は良し悪しの部分もある。
物流が大きく変化した現代では、問屋の消滅もやむを得ない。
資本ある大手の横取りとは別の話。
セブン&アイやイオンがやってきて地元の流通業者が倒産、地元の中小小売は仕入先が減って大混乱とかな
結局CGCで共同仕入れに商品開発して、気が付けば問屋が1兆円企業という・・・
こんな会社ばっかし。
笑いながら、「あれはまずかった。反省した」とか言ってたが、中小にとっては死活問題だっただろう。
商品も実際に量産レベルで作らせたのに、「やっぱりいらない」と言って購入しなかったとまでいうのだ。
うちの発注に関連した新規の発明はうちのもの、とか契約で求めてくるし
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コメント一覧
※ 1.
まとめブログリーダー
2015年04月27日 21:33 ID:2f3bqR6z0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
労働貴族はクズ
※ 2.
私は名無しさん
2015年04月27日 22:10 ID:PBAHlIx30 ※このコメントに返信する※
(e/d)
大企業は漏れなくこれやってると思うよ。
※ 3.
私は名無しさん
2015年04月27日 22:15 ID:vkM.bwQu0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
大企業なら税金投じてでも絶対守るっていう体質がよくないよな、
特定の学校への補助金もしかり、大阪桐蔭キミのことだよ毎年7億近く補助金出てるとか考えられんな。
※ 4.
私は名無しさん
2015年04月27日 22:22 ID:.TjjSHCP0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
町工場専任の弁護士がいるから、そいつ付けて
大手と共同で特許取得するのがベスト(岡野工業のCEO)
なんでかって?、大手は特許取りたいから必死で資金を出すんだよ
で共同特許だと外野にはならない
とのこと
※ 5.
まとめブログリーダー
2015年04月27日 22:37 ID:QNfh3WKK0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
やっぱり学がないとダメやな
※ 6.
私は名無しさん
2015年04月27日 23:03 ID:eHZ9u71v0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
市場の競争原理()
※ 7.
私は名無しさん
2015年04月27日 23:37 ID:6p74yYsU0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
下請法とかザルもいいとこだからな。
大企業ならコストダウンのノウハウも何もかも盗んでOKだもの。
ト〇タ方式のデザインレビューを子会社に強要(建前は設計審査)して、ノウハウ全部抜いた挙句、支那に垂れ流したアホ大企業知ってるわ。
※ 8.
私は名無しさん
2015年04月28日 02:12 ID:erHmM4SI0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
図面渡してんじゃねーよwwwwww
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