F1マシンのドライバーを含む最低重量は、2017年シーズンには728kgと規定されていた。この重量は2016年シーズンの702kgから26kg増加したものだったが、これはタイヤやウイングが幅広くなったことを考慮してのことだった。
しかし各チームは、新レギュレーション下でマシンを軽量化するのに苦労し、昨年前半には最低重量より重いマシンが複数走っていたと考えられている。
この影響を最も受けたのは、ドライバーたちである。マシンの総重量を低減するために、減量が必須となったのだ。特に身長の高いドライバーは、これに苦労していた。
今季からハロの装着が義務化されることで、最低重量はさらに6kg増加することになっているものの、これではハロ装着で増加する重量をまかないきれないと言われており、ドライバーはさらなる減量が求められる可能性がある。
FIAはこれに対応する形で、2019年からドライバーの最低体重を設定することを検討している。伝えられるところによると、この最低重量は80kgに設定される予定で、ドライバー自身の体重とそのシートの重量、さらにはその下に置かれるバラストが含まれるという。さらにマシン自体の最低重量も、740kgに引き上げられる予定だ。
このアイデアは、最近行われたF1ストラテジー・グループの会議で浮上したものである。次回の会議でさらに議論が行われ、詳細が詰められることになる。
F1マシンは最低重量が定められているものの、各チームこれを下回る形でマシンを作り上げることを目指す。ここにバラストを搭載して最低重量を満たすことになるが、バラストの搭載位置は規定されていない。すなわち、マシンの基本重量が低ければ低いほど、積むことができるバラストの量が増え、それを活用してマシンのバランスをコントロールし、パフォーマンス向上に繋げることができる。
マシンの最低重量にはドライバーの体重も含まれるため、チームは多くのバラストを積むためにドライバーに減量を求め、ドライバーの健康面を不安視する声も聞かれた。
しかしドライバーの最低体重を80kgに設定することで、この健康面への不安が解消されることが狙われている。例えば70kgのドライバーの場合は、シートを10kgにすること80kgという制限を満たさなければならない。75kgのドライバーであれば、5kgのシートを使うことになる。こうすることでドライバーの体重による有利・不利が生じる可能性を減らし、ドライバーが理不尽な減量に励む必要性を減らすことが目指されているわけだ。
ストラテジー・グループの会合では、80kgが現在のF1ドライバーにとって現実的な数字であることが同意された。そのため、体重が80kg以上のドライバーは、依然として不利な状況である。
ドライバー+シートの重量が規定されるということは、マシン開発にもメリットを生むだろう。エンジニアは、マシンの重量を660kgにすればいいということが事前に分かっているので、ドライバーラインアップが確定していなくても、マシンの開発を進めることができる。
「これは何年にもわたって議論されてきた話題だ。だから新鮮な考え方でもない」
ウイリアムズのテクニカル・チーフであるパディ・ロウはそう語る。
「何年も前には、マシン重量にドライバーの体重は含まれていなかった。しかし1990年代の中頃、ドライバーの体重も含めたマシンの合計重量が定められた」
「しかし、ドライバーの体重を含む問題はまだ残されている。時にそれは、非常に大きな影響を与えることがある」
「特に若いドライバーについては、健康上の問題に繋がることさえある。低い体重に保つために、不健康なレベルになってしまうかもしれない」
「個人的には、(ドライバーの最低体重を定めることは)このスポーツにとっていいことだと思う。過剰な減量の必要性をなくすことは、何年にもわたって多くのドライバーが求めてきたモノだ」
1/21(日) 13:20配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180121-00010000-msportcom-moto
引用元:【F1】<ドライバーの最低体重を80kgに規定か!?> 2019年からの導入を目指すFIA
狭くて入れないだろ
ドライバーってジョッキーみたいにチビなの?
>>4
それかガリガリ
>>7
ガリガリはない細いけど鍛えてるぞF1は
またくだらないルール
こういうのがファン離れ起こしてることわからんのかね
>>6
ほんとにな
>>1
デブレースかよ
>>9
身体的コンプの塊は何もするなって事だ
マンセルが昔からそのレギュレーションがあったら、
「俺はセナやプロストよりも勝っていた」
って言うだろう。
そのうちハンデ戦とか導入されそう
もう車もシャッフルしろよ
ベネトン時代のベルガーもデカいとか言われてたような
>>14
脚削れよとツガワーニに言われたほどノッポ
>>14
ベネトンにベルガー載せようというのがそもそもの間違いだよな
コンパクト設計な上に高ノーズだから余計脚入らない
意味がわからん。
そういうのも含めた競争なんじゃないの?
>>15
痩せてガリガリになるのが必要とかおかしいだろ
最低体重を規定しておけば80キロまでは太れるんだから健康的でしょ
日本人無理だろ
そのうち、レース場の海抜高度の違いによる重量差も考慮されるようになるんだろう。
じゅじゅちゃん
アメリカいけその方がいいぞ
バラストで体重差は無くなるとはいえ、体重少ない方が有利。
バラストをドライバーより低い位置に置くことで重心を低くしてマシンを安定させられる。
>>24
だよな
ドライバーへのダイエット要求がむしろ増えるよな
これなら体重に応じて重いスーツを着用させた方が公平
バイクはどうなの
>>26
2016年Rd.15日本GP
Moto3クラスの日本GP決勝レースで、Honda Team Asiaの尾野弘樹が激戦の末に3番手でゴールした。
しかし、表彰式後に、ライダーとマシンの合計最低重量規定(152キログラム)にわずかに400グラム足りなかったことが判明し、痛恨の失格処分となった
>>42
レース後計量なの?
脱水分とシャンパンファイト?分の+-も見越しておかないといけないのは
えらくハードル高そうだな
>>49
世界的なモータスポーツは競技前後に検査がある
F-1のウイニングランはタイヤカス回収
作業で
タイヤカス付けて帰らないと最低重量違反になる
可能性があるから
無線にちゃんとタイヤカスつけて帰って来いよ
とかある
あと シャーシの裏にプレートがあって
これが規定以上削れるとペナルティーを受ける
減量したもの勝ちって、昔の競艇みたい
トロロッソホンダさん、83kgの僕はいかがですか
>>28
マイナス質量のシートを持って来たら考えてやる
>>38
マイナス質量は無理だが、マイナス重量ならヘリウム入りのビニールクッションで実現できるな。
>>28
赤牛勢は自分トコで育成ドライバー抱えてるから他所のはいらんでしょ
他所から来たのはクルザードとウェーバーだけだったな
規制とか制限で最強のマシーン作れなくなったって聞いたけど
それじゃつまらなくねぇのかな
減量させすぎたらドライビングにも悪影響が出そうなもんだが、開発側はそういうことは考慮しないのだろうか
競艇選手見習えや
次は身長160cm未満か?
ここ十年F1以外のモーターレースのが面白くなってきてる
ラリーとかエンデュランスとか
くだらねー柔道やレスリングかよ
まーた小柄な日本人差別か。
これってなんのスポーツなんだろうな
ただ車に乗ってぐるぐる回ってるだけじゃん
>>37
未経験者はそんなもんだな
>>37
どの車が一番早いか、誰が一番運転上手いかっていうスポーツだろ
>>37
そうだね。一年でおまえの生涯賃金を軽々稼ぐ簡単なお仕事
ベルガーなんかは190cmあったから減量キツかったんだってね
100kgぐらいでいいんじゃないの
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本日注目の話題!
コメント一覧
※ 1.
私は名無しさん
2018年01月22日 11:31 ID:QbhVfviE0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
軽くしすぎちゃダメって話なのに
軽くできないからドライバーを軽くするって意味不明なんですが…
※ 2.
私は名無しさん
2018年01月22日 11:35 ID:GtAXY8n.0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
俺もクルクル周ってるだけと思ってたけど、偶々見たスーパーGTでドはまりしてもうた
F1以外の方が緩くて面白いよね
※ 3.
絶望的名無しさん
2018年01月22日 12:17 ID:xthSerfW0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
F1なんてもうだれも見てないんだからごちゃごちゃしたレギュレーションなんか作らずに適当に走っとけよ。
※ 4.
私は名無しさん
2018年01月22日 12:42 ID:dQNMV9d20 ※このコメントに返信する※
(e/d)
90キロで、それ以下の人は90キロになるまで重りをつけるでいいよ。
※ 5.
私は名無しさん
2018年01月23日 11:07 ID:ZVpgisZB0 ※このコメントに返信する※
(e/d)
オーストラリアのV8スーパーカーは
「ドライバーの体重(メットやスーツ等の装備品含む)+体重調整用の車載バラストの重量=200kg」
っていうルールがあるから今回のF1もそういうことなんじゃないの?
歴代だとマウリシオ・グージェルミンっていうブラジル人ドライバーが身長180cm、体重80kgだったという記述があったけど。
身長174cmのイヴァン・カペリの小柄な体格を基準に可能な限りコンパクトに作られたマーチ881のモノコックに無理矢理押し込まれて気の毒だったと後にカペリは語る。
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